2017蔵王の紅葉

2017/10/27

前日、蔵王エコーラインの麓の蔵王ロイヤルホテルに一泊し鋭気を養い次の日出かけるつもりだったが、気持ちが高揚したためかあまり眠れず当日は鋭気を吸い取られたような気分でホテルを出発した。

天気予報では午後から曇るとのことで、朝9時にホテルを出発した。中腹の紅葉見物は後にし、まずは頂上のお釜を目指したが、これが大正解だった。混雑することなくスムーズに頂上の駐車場に到着した。寒いと思いコートを着たがお釜付近を歩いていると汗が出てくるほど暖かく、これが24日に雪が降ったところなのかと驚いた。

お釜を見学してから刈田岳山頂を目指したがこれは失敗。お釜から一気に山頂となると、老いた身には結構きつい。山頂に着く頃には息絶え絶えだった。山頂見学が最初で、その後お釜へ下れば良かったと後悔した。

山頂奥にある避難小屋へ向かう途中、24日に降った雪が融けずに残っていた。
避難小屋はコンクリート製で周りを周辺の石で固めてあった。ソーラーパネルが設置してありさすが現代版避難小屋と感心した。ただ、いざ噴火が始まれば真っ先に破壊さ
れるのがこのソーラーパネルと思われ、実際役立つのか疑問に思った。
室内へ向かう途中のドアはなくそのまま入室できるが、これは緊急時、ドアの故障等により避難できなくなるのを避けるためだと思う。室内は想像以上に整理整頓されており、管理が行き届いているなと感心した。

紅葉は頂上付近ではすでに終了し、今は中腹付近が最盛期。麓はこれからだ。夜間閉鎖がすでに始まっているエコーラインの冬季閉鎖は11月2日からだが、そのころから麓の紅葉が始まるだろう。

 

エコーライン中腹の紅葉

月山方面(山頂駐車場にて)

お釜

お釜(刈田嶺神社より 馬の背から熊野岳)

刈田岳頂上

刈田嶺神社

蔵王山メートル指導標

山頂標識 11月24日降雪の残雪

後烏帽子岳(1681m)に向かって建つ刈田岳避難小屋

避難小屋入り口 避難小屋室内

不帰の滝(かえらずのたき) こまくさ平展望台にて

三階の滝(さんかいのたき) 滝見台にて

振子滝 こまくさ平展望台にて

不動滝 不動滝展望台にて

地蔵滝と不動滝 滝見台にて

蔵王寺 賽の磧(さいのかわら)にて

くぬき地蔵尊(蔵王寺)

宇恵観音と延命地蔵菩薩(蔵王寺)

蔵王不動尊

不動明王像