世界遺産に登録された富士山を一回りして見ようとやってきた。残念ながら今冬の積雪の多さで雪崩の危険性があるとの理由から1合目からの
自動車道が閉鎖されており5合目まで行くことはできなかったが、桜咲く季節に富士を望め満足の行く旅となった。
晴天に恵まれた東京、皇居には多くの人たちが集まっていた。また、国会議事堂周辺には多くの警備車両が停車しており何事かと思ったが、バスガイドさんの「オバマ大統領の来日」で納得。もうすぐ
通行止めや交通規制がかかるという。東京から逃げるように急いで出発した訳がやっと分かった。来るのは知っていたがまさか今日とは思わなかった。
東名に入り相模川を渡り鯉厚木IC手前でで大山(1248m)が見えてきた。左のビルは厚木アクストメインタワー。
また、大井松田IC付近で、頭を雲で隠した富士山が見えてきた。何となく輪郭がはっきりしない。バスガイドさんによれば春の天気の良い暖かい日は相模湾からの湿った海風で雲が多く湧き上がり、富士が見えにくくなると言う。こんなに天気がいいのに何かいや〜な雰囲気になってきた。
国道138号線通称<箱根裏街道>須走に入ると、小さな花が咲いているのが目に付くようになる。<マメザクラ>と言う品種の桜のようだ。山中湖に近づくと赤い橋が見えてくる。両端には浅間神社(右)と諏訪神社(左)があり両神社を結ぶ遊歩道とのこと。
富士5湖。大きさの順で山中湖(6.8ku)、河口湖、本栖湖、西湖、精進湖である。最大水深121.6mの本栖湖が最も深い。水面標高は山中湖(980.5m)、河口湖(830.5m)で、本栖湖・西湖・精進湖は900mと同じである。本栖湖・西湖・精進湖はもともと剗の海(せのうみ)という1つの湖であり、
水面標高が同じであることから地下で水脈を共有していると考えられている。なお、自然流出する川を持つ湖は桂川(相模川)の源流である山中湖のみである。
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