富士山めぐり 2014/04/24

日本平・三保の松原・石廊崎篇

日本平からみる富士山、絶景だと言う。しかし、今回は残念ながら清水の市街地を見て終わってしまった。

母と子が再会できた「赤い靴」像。童謡「赤い靴」の女の子は明治37年7月15日清水市宮加三(旧不二見村)に生まれた「岩崎きみ」がモデルとのこと。 幼くして母親にアメリカ人宣教師夫妻へ預けられ、夫妻が帰国の時、不治の病に侵されていたため孤児院に引き取られその後九歳の時その短い生涯を終えた。

神の道。三保羽衣参道として2009年3月14日完成した。御穂神社から三保松原に続く全長約500mの木道である。

三保の松原。清水港から駿河湾に突き出した半島が三保。東岸に広がる三保の松原は万葉の昔から知られた景勝地。羽衣の松。天女が衣を枝にかけて水浴びしている時、漁師が衣を取りあげ、返す代わりに天女の舞を披露して もらったという伝説で知られる。樹齢650年に達するというクロマツで、四方に形のよい枝を伸ばしている。 初代の松は枯れてしまったため、現在は2代目とのこと。松の右手には謡曲「羽衣」を舞踊化したフランスのバレリーナ、エレーヌ・ジュグラリスの碑が立っている。

海からの眺めがすばらしいと評判の「駿河湾フェリー」。<Ocean Room(特別室)>に乗ってはみたものの、相変わらず富士は姿を見せてくれなかった。

清水港から土肥港までのフェリーの旅を終え、石廊崎まで伊豆半島を南下する途中に「彫刻ライン」がある。国道136号線・松崎町道部〜岩地区間の沿道に、彫刻21体が立ち並んでいることからこう呼ばれている。桜並木でも有名でところどころ富士と桜のコラボが楽しめると言う。
 

日本平 東展望所より清水市街地望む 雲のわいている辺りが富士山

赤い靴像 日本平碑にて
三保の松原 雲のわいている辺りが富士山

神の道

松原までの道

羽衣の松

エレーヌの碑

御穂神社鳥居

駿河湾フェリー 富士(車窓)

写真中央雲の盛り上がっているところが富士(フェリー) 三保の松原(駿河湾フェリー)
土肥港(車窓) 尊之島(田子漁港 車窓)
蛇島(西伊豆 車窓) 宮の前橋(那賀川 車窓)
松崎港(車窓) 彫刻ライン(車窓)
烏帽子山(車窓) 雲見(車窓)


石廊ア(いろうざき) 。伊豆半島最南端の岬で相模湾と遠州灘の怒濤を受ける絶壁、その海岸線の多くは、 海底火山から噴出した火山灰や溶岩からできているため、海の中に岩山が見られそれらは長年の波の浸食によって険しい地形になっている。
写真中央に見える戸外(トガイ)浜、中木から歩いていけるところで海水浴客に好評だと言う。

役の行者、7世紀末に大和国の葛城(かつらぎ)山(奈良と大阪の堺)を中心に活動した呪術者。生没年不詳。 頭の上に小さな角が生えていたので役小角(えんのおづぬ)・役君(えのきみ)などとも呼ばれ、 後に修験道の開祖として尊崇される。弟子の韓国連広足(からくにのむらじひろたり)が師の能力をねたみ、 小角が妖術を使って世人を惑わしていると朝廷に讒訴(ざんそ)したために、伊豆へ流罪されたという。
 

台湾猿が放されている大根島(奥石廊崎)
あいあい岬(奥石廊崎)
戸外(トガイ)浜(御坂漁港) ジオパークビジターセンター
役の行者(石廊崎漁港) 石廊崎漁港