石廊崎から下田まで伊豆半島を北上。
弓ヶ浜海水浴場、
文字どおり弓形に弧を描く海岸で、湾の両側に岬があるため遠浅で波も穏やか。景色も美しいため人気が高い海水浴場とのこと。
写真では見にくいが、写真中央に見えるのが神子元島灯台(みこもとしまとうだい)
。神子元島(みこもとしま)は、伊豆半島・静岡県下田市の南沖合約11キロの場所に位置する無人島である。島内にある神子元島灯台は、
スコットランド人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンの監督のもと、明治3年に完成した現役では我が国最古の洋式灯台で、国文化財指定を受けている。
幕末に江戸幕府と列強との間で結ばれた改税約書(江戸条約)に基づき建設された、条約灯台と呼ばれる8基(観音埼、野島埼、樫野埼、神子元島、劔埼、伊王島、佐多岬、潮岬)のうちのひとつ。
下田には昨年に続き2年連続やってきた。そのため、ツアーの人たちと離れ、前回行けなかった場所や、時間の関係で妻が行けなかったところを案内しながら回ることにした。
今回初めて行った長楽寺。真言宗のお寺。安政元年(1854年)12月、日本全権筒井政憲・川路聖謨とロシア使節プチャーチンの間で交渉が重ねられ、日露和親条約が締結されたところ。
また、安政2年(1855年)1月には前年に結ばれた日米和親条約の批准書の交換が行われた。
長楽寺にある仏像、千手観世音を除きそれぞれ十三仏(じゅうさんぶつ)の1つ。千手観世音は真言宗の六観音のひとつ。
(その他は、昨年の「下田篇」参照のこと)
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