善光寺のお参りも済ませ、最終宿泊地、草津温泉へと向かった。
善光寺から長野ICまでの間に千曲川とその支流、犀川(さいがわ)を渡る時右手に雪で覆われた飛騨山脈が見えた。
犀川(さいがわ)は、長野県内を流れる信濃川水系の一級河川。上流部は梓川(あずさがわ)と呼ばれる。飛騨山脈(北アルプス)南部の槍ヶ岳(標高3,180メートル)に源を発し上高地を南流。ところどころ蛇行しつつ美しい渓谷は犀峡(さいきょう)と呼ばれる。
上信越自動車道を上田菅平ICで降り、国道144号線を走るとまもなく右手に<真田氏発祥の郷>と刻まれた石碑が見えてきた。真田氏が上田城を築城する以前の居館跡がある所。上田市は大阪夏の陣で徳川家康本陣まで攻め込んだ事で有名な武田の武将、真田幸村(信繁)が生まれた所である。
草津温泉に到着するとすぐにホテルの送迎車に乗り込み「湯畑」に向かった。標高1200mにある温泉地でさずがに30分もいると芯から体が冷えてきた。熱い源泉を加水することなく冷ますと言う昔の人の知恵に驚いた。
|