ワイドに巡る旅 金鱗湖・中津城篇 2014/11/06

金鱗湖には2012年5月26日に九州一周旅行の際立ち寄った。この時はすでに春の花々も咲き終え、見るものはほとんどなくあまり良い印象を受けなかった。それだけに、今回は金鱗湖の紅葉を楽しみにしていた。着いてみて期待通りの結果に喜んだ。まだ少し早かったが、それでも湖面に映しだされる景色は見事で、前回できなかった金鱗湖をゆっくりと一周することにした。周囲わずか400mの小さな沼だが、一周してみて分かったことは、それぞれに違った趣があることだった。
 

ペンション金鱗湖 豊の国

岳下(たけもと)公園からみたマルクジャガールゆふいん金鱗湖美術館

金鱗湖に向かう途中で人力車に会った 金鱗湖の伏流水は大分川へと流れる源流でもある。

「湯の岳庵」付近にて

カモとモミジ

天祖神社付近からみた金鱗湖美術館

天祖神社

共同浴場の「下ん湯」(したんゆ) 「下ん湯」からみた「湯の岳庵」方面

金鱗湖美術館前の紅葉

金鱗湖美術館からみた岳下公園

帰路途中の小道で

 
今や時の人ならぬ時の城となった中津城。恐らく黒田官兵衛孝高(如水)の物語がテレビで放映されなければ来ることもなかった城だと思う。城自体も黒田で人気がでるとは予想していなかったらしく、展示物には黒田家に関係するものはほとんどなく、奥平家の物ばかりで見ている内にテンションが下がってしまった。それでも折角来たのだから何か黒田家に関係するものを探していたら、バスガイドさんに黒田家が造った石垣があると言われ見に行った。時間なく城を撮りながらの撮影となったため写真では分かりづらいが、資料を見る限り下の写真の部分らしい。
バスは中津神
社の大鳥居をくぐって駐車場へと向かった。中津神社に入る手前右手に「独立自尊」の碑ある。ここは福沢諭吉の生誕地のようで、福澤諭吉の偉業を称え、明治37年(1904年)7月8日に建立したようだ。
最後に訪れた「三斎池」。細川忠興(三斎)が行った山国川の大井出堰からこの池まで引く水道工事の址のようで当時、観賞用・防火用としても使用されたとのこと。細川忠興の号「三斎」をとって「三斎池」と名付けたらしい。
 

中津城と大鞁櫓(だいひやぐら)
中津神社鳥居 「独立自尊」の碑
中津神社
奥平神社と中津城 中津城天守閣
中津城天守閣からみた360度の中津市街
中津城の石垣
中津城 三斎池