今や時の人ならぬ時の城となった中津城。恐らく黒田官兵衛孝高(如水)の物語がテレビで放映されなければ来ることもなかった城だと思う。城自体も黒田で人気がでるとは予想していなかったらしく、展示物には黒田家に関係するものはほとんどなく、奥平家の物ばかりで見ている内にテンションが下がってしまった。それでも折角来たのだから何か黒田家に関係するものを探していたら、バスガイドさんに黒田家が造った石垣があると言われ見に行った。時間なく城を撮りながらの撮影となったため写真では分かりづらいが、資料を見る限り下の写真の部分らしい。
バスは中津神社の大鳥居をくぐって駐車場へと向かった。中津神社に入る手前右手に「独立自尊」の碑ある。ここは福沢諭吉の生誕地のようで、福澤諭吉の偉業を称え、明治37年(1904年)7月8日に建立したようだ。
最後に訪れた「三斎池」。細川忠興(三斎)が行った山国川の大井出堰からこの池まで引く水道工事の址のようで当時、観賞用・防火用としても使用されたとのこと。細川忠興の号「三斎」をとって「三斎池」と名付けたらしい。
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