春の京都 2012/04/04〜06 2日目(午前)
枯山水の代表作、石庭。残念ながら真ん中の枝垂桜はまだつぼみ。この石庭15個の石が配置されているが、実際見えるのは14個だという。15夜(満月)にあたる15を「完全」を表すものとしてとらえる思想があることから不完全さを表したものとする説があるようだ。
朝鮮から「侘助」なる人物が持ち帰ったことから名のついたとされる侘助椿。千利休などの茶人からも愛されたようだ。
龍門滝 鯉が滝を登ると龍になるという故事「登龍門」に因んだ「鯉魚石(りぎょせき)」が置かれている。
文子(あやこ)天満宮 巫女の多治比文子(たじひのあやこ)に菅原道真の神霊より「我が魂を祀れ」との神託があり、菅公の御霊を自宅近くに祀ったのが北野天満宮の発祥といわれている。そのためか楼門から北へまっすぐ続く参道上に文子天満宮がある。それに比べ、現在の社殿はやや西側に位置するところに祀られている。
祈願絵馬焼納式 年に一度、境内中ノ森広場にて昨年度1年間の絵馬を焚きあげ、願掛けされた人々の無病息災を祈る行事。 たまたま通りががっただけなのに年に一度の行事が見れるなんて運が良かったとしか言いようがない。
御土居(おどい) 秀吉が京の都市改造の一環として外敵の来襲に備える防塁と、鴨川の氾濫から市街を守る堤防として築いた土塁のこと。江戸時代にほとんどが取り壊され、現存するのは数箇所のみとなっているようだ。
北野天満宮 梅苑