八丈島旅行 2013/05/29〜31
次の朝、ホテルから雲が多いながらも朝日が見えたが、太陽の光を見ることができたのはこれが最後。霧・霧雨・小雨と天候は悪化の一途を辿った。梅雨を避けてこの時期を選んだのだが、どうも失敗したようだ。 2日目の最初の見学地「ふれあい牧場」。八丈富士の中腹にあるこの牧場から見る景色は最高とのことだったが、霧のため全く見えず、帰る直前かすかに見えた八丈島空港を撮るのがやっとだった。 運転手さんは八丈富士中腹を一周するコースを走ってくれたが、残念ながらいいとこなしで終わってしまった。 次の見学地、八丈富士が噴火した時にできたという「南原千畳岩海岸」。八丈富士が右手に、左手には八丈小島が見える絶景ポイントらしいが、八丈富士は裾野だけが見え、八丈小島もかすんで見えた。ここには流人第一号となった宇喜田秀家像があった。釣りが好きだったようで、今も海を見続けている。 ≪玉石垣≫はこの島独特の石垣で、横間ヶ浦から自然の石を1つ1つ流人が運んだといわれている。1個の石がおにぎり1個と交換されたようだ。 絶景といわれる大阪トンネルから見る景色もかすんで見えるだけ。 ≪裏見ヶ滝≫、道路が滝の裏側を通っており、裏から見ることこたができるということで≪裏見ヶ滝≫と名づけられたようだ。蒸し暑く汗を拭き拭き行ってみたが、水量が少なくいまいちでした。 私自身周りの景色や灯台を撮りに行っていたために入浴しなかったが、海を見ながら入浴できる足湯「きらめき」と「みはらしの湯」は好評だったようだ。 八丈島にはコンビニエンスストアがない。それらしきものといえば「八丈ストア」。看板に≪ミニミニ店≫と書かれている。 絶景ポイントといわれる「登龍峠展望台」。この時は完全に雨で写真すら撮ることができなかった。 (5/30撮影)
八丈島旅行の最終日、相変わらず霧が立ち込め景観は望めそうも無い。 「服部屋敷」は江戸時代、幕府御用船を管理する職にあった服部家の屋敷跡。樹齢700年といわれるソテツがある。中では郷土芸能の樫立踊りや八丈太鼓の実演が行われている。 最後の見学地「黄八丈ゆめ工房」。黄八丈は江戸時代から八丈島に伝わる絹織物で、主な色は黄・樺(かば)・黒で、コブナグサ・タブノキ・シイなど、島に自生している草木の煮汁で染め、椿・榊の灰汁や木灰汁、泥を使って媒染して発色させるという。 (5/31撮影)
八丈島は今ガクアジサイが咲き乱れている。我が家にもガクアジサイがあるのでそれ以外の植物を撮ってきた。