加賀屋に泊まる北陸の旅 下呂温泉・飛騨高山篇  2013/11/14 〜15

初日の宿泊地は下呂温泉ホテルパスツール。ホテルから見る下呂温泉街は絶景。晴れていれば遠くの色づいた山々が見えだろうが、残念ながら雨に煙って良く見えなかった。近くには散策路もあり早朝歩きたかったがこの日の朝もどしゃ降りの雨で歩くことも叶わなかった。

下呂市街地夜景(下呂温泉ホテルパスツールより) 11/14BULB撮影

縄文橋(下呂温泉ホテルパスツールより) 11/15撮影


この日の最初の見学地、高山に入っても雨の強さは変わらず、自由見学なので我が家は歩きを最小限に留めることにし、高山の朝市はカット、その代わり屋内見学に重点をおき、「からくりミュージアム」と「高山祭屋台会館」を見ることにした。

バスが駐車したのは高山別院、京都の東本願寺を本山と仰ぐ真宗大谷派の寺である。その起源は遠く鎌倉時代に遡り、開基は親鸞聖人(しんらんしょうにん)の弟子嘉念坊善俊(かねんぼうぜんしゅん)とのこと。なぜ「別院」なのか良く分からないが、どうも<教法の聞信・宣布の拠点>としての位置付けがあるようだ。

寺院裏手から抜けると右手に縄手橋がありそこを真っ直ぐ行くと左手に「からくりミュージアム」があった。客はだれもおらず上演されていなかったが、5分後に上演してくれると言うことで入館した。待つうちに団体客も加わり開演、棒や綱を用いて操られる人形達の動きが実におもしろかった。
ミュージアムを出て真っ直ぐ行くと「桜山八幡宮」があり、その向かいに「高山祭屋台会館」がある。ここには高山祭(10月9〜10日)に曳き出される国指定重要文化財である11台の屋台が年間を通して展示されている。

帰り際、宮川を見ようと宮前橋に立ち寄った。川沿いの道路にはいくつもの朝市の出店があったが客足はこの雨でいまいちのようだった。ここ高山の街保存区域である「古い町並」を通ってみた。小京都と言われる風情があった。
宮川(宮前橋より弥生橋を望む 左手道路は朝市会場)
高山別院山門 高山別院鐘楼
高山別院光曜山照蓮寺(こうようざんしょうれんじ) 江名子川(縄手橋より屋台橋を望む)
大新町 江名子川(布引橋より桜橋を望む)
牛若丸と弁慶(からくりミュージアム) 角兵衛獅子(からくりミュージアム)
大黒様の獅子舞(からくりミュージアム) 茶運び人形(からくりミュージアム)
恵比寿文字書き(からくりミュージアム) 右写真は恵比寿を操作する人
国指定重要文化財である11台の屋台(高山祭屋台会館)