加賀屋に泊まる北陸の旅 白川郷・加賀屋篇  2013/11/15

東海北陸自動車道白川郷ICを降りる頃には雨も上がりほっとした。ICを降りて間もなく鳩谷八幡神社が右手に見えてくる。大型バスは白川郷を走る国道156号線を通り抜けることができないためバイパスを通って外れの駐車場に駐車した。初めに萩町城跡にある展望台に向かおうとしたが、シャトルバスが1時間に1本と極端に少なく時間的に無理と判断しやむなく街並みを散策することにした。散策して気づいたが、意外に多いトタン屋根にビックリ、多分展望台から見ても同じ光景でがっかりしただろうと思うと行かなくて正解だったのかもしれない。トタン屋根が隠れる積雪の頃に来たとき展望台から見ると公開されている写真のような風景が広がるのだろう。
今回写真を撮る上で苦労したのは、このトタン屋根と自動車をいかに外すかということだった。

白川郷
鳩谷八幡神社 みだしま公園
明善寺鐘楼 和田家
神田家 長瀬家
幸ヱ門 であい橋
庄川(であい橋にて) 秋葉神社


和倉温泉加賀屋。パンフレットにある仲居さんたちが1列に並んで出迎える風景はありませんでしたが、見送る時にその光景が見られました。その先頭に立っていたのが大女将。凄いことだと思った。
能登の名湯・和倉温泉は、開湯1200年といわれている。海中に湧き口があったらしくまさに「海のお湯」。昔、当地に暮らしていた漁師の夫婦が、湯気立ちのぼる海で白鷺が身を癒しているのを見て、「湯の湧き出づる浦」=涌浦(わくら)と言ったのが和倉温泉の名の由来らしい。
和倉温泉には七福神が置いてあるとのことだったが、時間の関係で加賀屋周辺の3福神だけをまわってみた。京都と同じ橋の名がある渡月橋の傍らに昔懐かしい佇まいを見せる渡月庵があった。

加賀屋の夜は実に楽しい。ラウンジでは琴の生演奏があり、祭小屋では<いでゆ太鼓>の演奏やラテン音楽の生演奏がある。また、有料だが宝塚歌劇団を似せた雪月花歌劇団の踊りと唄のステージがある。宝塚歌劇団を似せたとはいえその歌唱力・踊りは本家に勝るとも劣らない。夜の12時過ぎまでゆったりといい夜を過ごせた。

和倉温泉 加賀屋
加賀屋大女将 弁天崎源泉公園
弁財天 涌浦乃湯壷
恵比寿 渡月橋
大黒天 渡月庵
雪月花歌劇団 雪組
いでゆ太鼓 ラテン音楽