創業1894年(明治27年)の軽井沢万平ホテル。鬱蒼と茂る森林の中に建つホテル。静かでゆったりとした時を過ごせる所だ。夕食に和食(会席料理)を選択したが、これが大正解。定期的にお絞りを換えてくれるなど従業員の気遣いはすばらしく、また出された料理もまたすばらしく贅沢な一時を過ごすことができた。
宇都宮駅で新幹線を降り、バスでやってきた。途中のコースはこの年3月に行った万座温泉へ向かうコースとほぼ同じ。
ただ、雪で覆われていた山々が緑に包まれているのを見ると何か変わっているように見える。妙義山も荒々しい冬の景色とは一変し、穏やかな顔をしていた。
万平ホテルにはやや早く着いたため、ホテルからはおよそ10分で行けるということなので旧軽井沢の街並みを散策することにした。木々の中を歩いているため木漏れ日を浴びているだけなのだが、
それでも結構暑さを感じる。途中、小さな橋があった。中村橋で矢ケ崎川(やがさきがわ)という軽井沢町を流れる川にかかる橋であるが、この矢ケ崎川、調べてみて驚いた。なんとこの小さな川が信濃川水系の一級河川ということだった。
旧軽井沢の街を歩いてみた。店の名物はと見てみたが、ジャムと蜂蜜が特産らしくどこの店にも置いてあった。途中、変わったバスに出会った。「峠のバス」といい
軽井沢銀座通りから旧中仙道碓氷峠まで運行しているようだ。
(7月16日撮影)
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