熊野速玉大社から国道168号線を熊野川上流をさかのぼると熊野本宮大社がある。家都美御子大神(けつみみこのおおかみ、熊野坐大神〈くまぬにますおおかみ〉、熊野加武呂乃命〈くまぬかむろのみこと〉とも)を主祭神としている。
ここはすばらしい社殿があると聞いているが神門をくぐると撮影禁止。また、このときは残念ながら工事中とのことで社殿を見ることすらでいなかった。
158段あると言われる階段を上りたどり着くと正面に神門、左手に拝殿があった。
車窓から見える大斎原(おおゆのはら)鳥居。日本一高い大鳥居と言われ高さ33.9m、横42mある(鉄筋コンクリート造、平成12年完成)。熊野本宮大社はかつて鳥居が建っている
この場所にあったとのこと。明治22年(1889年)8月の洪水で流され、流失を免れた社殿が現在の場所に移された。大斎原には12の社殿やいくつかの境内摂末社、神楽殿や能舞台などがあり、現在の本宮大社の8倍の規模を誇っていたという。
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