伊勢神宮・紀伊半島旅行 那智大社・青岸渡寺篇 2013/09/20
次に立ち寄ったのが飛瀧(ひろう)神社。大瀧を神としてあがめた最初の神社。仁徳天皇5年(317年)に現在の那智大社に移ったようだ。従って、ここには何もなく神としての瀧に拝礼するとのこと。飛瀧神社拝所から見る瀧もいいのかなと思い行ってみた。残念ながら、霊験あらたかな大瀧の飛び散るしずくを浴びただけで神社から見る瀧と変わらなかった。
聖地「那智山」へと全長約600メートル、高低差約100メートルの石畳が続く「大門坂」。 霊場への入り口といわれた「振ヶ瀬橋(ふりがせばし)」、登り口にそびえる樹齢約800年の「夫婦杉」などがある。かつて坂の到着地点に大きな門があったことから、「大門坂」と呼ばれている。 わずか10分ほどだが歩いてみた。今だからこそ歩けるが、何もなかった1700年前の時代にここを通って神社を建てたとは昔の人は強いと思った。
本日の宿泊は南紀勝浦温泉ホテル浦島山上館。ここは陸続きだが、宿までの道路がないため船で渡るという面白い宿だ。洞窟の中に風呂があることでも有名。山の上に建つ山上館、ここから見る熊野灘の眺めはすばらしい。翌日ホテルの屋上に行ってみた。360度のパノラマが展開し熊野灘・勝浦港が一望できた。