東京・鎌倉・駿河の旅 上野公園・隅田川篇  2016/3/31

上野公園は過去に何度か訪れているが桜咲く頃にやってきたのは初めて。
恩賜公園の名の由来は、宮内省が御料地として所有していた土地が、公に下賜(恩賜)され整備された公園であることからきている。桜は天海僧正が吉野山から移植させたといわれ、公園中通りを中心に約1200本の桜が咲いている。
ここも千鳥が淵同様、人人人で、桜を見ているのか人を見ているのか区別がつかなくなってしまった。
特に不忍池弁天堂へは両端に屋台が並んでいることもあり、普段から狭い道がなお狭くなり、そこに多くの人が殺到しているため身動きがとれず、入り口で引き返すことにした。

帰り際見つけたかわいい桜が、「コマツオトメ(小松乙女)」。エドヒガンの雑種で原木は上野恩賜公園内の小松宮彰人親王銅像近くにあることからこの名が付いた。
    

上野恩賜公園
不忍池と弁天堂
NHKの取材チーム これから実況中継するのだろうか コマツオトメ

       
隅田川の夜桜とスカイツリーのコラボは予想以上にすばらしいものだった。かすかに揺れる屋形船に身を任せ、飲み放題の酒を飲み、揚げたての天ぷらをほおばる。 見上げれば提灯の灯りに映し出された夜桜とライティングデザイン「雅」で彩られたスカイツリーが見える。まさに天国、贅沢な一時を過ごした。

アサヒビールタワーにある巨大な金のオブジェは、燃え盛る炎を形象した「フラムドール(フランス語 flamme d'or、金の炎)」と呼ばれるもので、燃える心を象徴した「炎のオブジェ」とのこと。ガイドさんから説明されてもよく分からないオブジェだったが、最後に別名「うんこビル」の名があるとのことで納得した。

夜桜見物も終え、船は晴海へと動き出した。途中見える都会の夜景は何とも言えず、思わず昔流行った「大都会」を熱唱したくなった。
    

隅田川夜桜とスカイツリー
隅田川屋形船(あみ達丸)
スカイツリー スカイツリーとアサヒビールタワー
屋形船での花見風景
佃島(中央 センチュリーパークタワー)
新大橋 永代橋
レインボーブリッジ 東京タワー(築地方面)