上野公園は過去に何度か訪れているが桜咲く頃にやってきたのは初めて。
恩賜公園の名の由来は、宮内省が御料地として所有していた土地が、公に下賜(恩賜)され整備された公園であることからきている。桜は天海僧正が吉野山から移植させたといわれ、公園中通りを中心に約1200本の桜が咲いている。
ここも千鳥が淵同様、人人人で、桜を見ているのか人を見ているのか区別がつかなくなってしまった。
特に不忍池弁天堂へは両端に屋台が並んでいることもあり、普段から狭い道がなお狭くなり、そこに多くの人が殺到しているため身動きがとれず、入り口で引き返すことにした。
帰り際見つけたかわいい桜が、「コマツオトメ(小松乙女)」。エドヒガンの雑種で原木は上野恩賜公園内の小松宮彰人親王銅像近くにあることからこの名が付いた。
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