奈良県を巡る旅 長谷寺篇  2017/4/14

長谷寺にある桜はほぼ満開。時間があれば撮影ポイントを探しながらじっくりと行くところだが、ツアーとあってなかなかうまくいかない。それでも、行く先々の桜は撮ったつもりだったがいかんせん単品となってしまったことが残念である。

仁王門は長谷寺の総門で、三間一戸入母屋造本瓦葺の楼門である。両脇には仁王像、楼上に釈迦三尊十六羅漢像を安置する。現在の建物は明治27年(1894)の再建。ちなみに「長谷寺」額字は、後陽成天皇の御宸筆(ごしんぴつ)という。

登廊(のぼりろう)は 平安時代の長歴3年(1039)に春日大社の社司中臣信清が子の病気平癒の御礼に造ったもので、百八間、三九九段、上中下の三廊に分かれてる。

国宝の本堂は小初瀬山中腹の断崖絶壁に懸造り(舞台造)された南面の大殿堂である。舞台から見る景色は絶景で、山々に咲く桜の花と新緑に彩られたグラデーションは見事の一言。

開山堂は長谷寺開山・徳道上人を祀っている。開山堂を過ぎるとそこは桜の花の街道となっている西参道。ゆっくりと上を眺めながら門前通りへと向かった。
         

長谷寺参道入り口より仁王門を望む
駐車場から仁王門へ向かう途中の参道にて
新宝物館にて
仁王門から門前通り望む 灯籠
仁王門
仁王門から繋屋に向かう登廊(のぼりろう)
左 昭和寮    右 梅心院
月輪院 天狗杉にて
繋屋にて 東参道
蔵王堂に向かう登廊にて
蔵王堂から本堂に向かう登廊にて 慈眼院方面

長谷寺本堂

本堂 芭蕉句碑

本堂

本堂より仁王門方面を望む
開山堂
西参道
五重塔 西参道

本堂

西参道にて