天草四郎像。やはり行く先々で目に付く。天草四郎。本名は益田四郎(ますだ しろう)。
諱(いみな)は時貞(ときさだ)。一般には天草四郎時貞という名で知られる。
天草5橋のひとつ天門橋(1号橋)を渡ると、明治・大正時代のレトロな建築物を見ることが出来る三角西港に着いた。
ムルドルハウス。三角西港の設計、築港をになったオランダ人技師ムルドルの名前にちなんでつけられた物産館。
龍驤館(りゅうじょうかん)。大正7年に明治天皇ご即位50周年記念に建てられた洋館。明治5年政府に献じた軍艦「龍驤」で、明治天皇が三角浦に
1泊されたことにちなんで名づけられた。もともとは浦島屋の跡地。
三角海運倉庫・築港記念館(オランダカフェ)。三角西港が最も繁栄した頃、埠頭に面して数多く並んでいた倉庫の一つ。
浦島屋 。明治時代の三角の旅館。明治26年7月22日、文豪、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が長崎の帰途立ち寄り「夏の日の夢」と題する紀行文の舞台とした。
旧高田回漕店。明治20年代に建てられた、荷役・乗客を扱う回船問屋。
石橋。東西2ヶ所にある石積排水路もオランダ人水理工師ムルドルの設計によるもの。現在、4つの石橋が残っているが、この「三之橋」は列柱を模した桁石と一枚石の欄干が特徴。
石積み水路。ムルドルの設計指導の下、1884年から3年の歳月をかけて築港され、かつ町全体に海水を導入して浮町とするために石積み水路が設けられた(地元では水道と呼ばれた)。
工事は全てを切り出した石材で構築した。
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