西九州の旅 天草・三角・熊本城篇  2014/04/01

天草四郎像。やはり行く先々で目に付く。天草四郎。本名は益田四郎(ますだ しろう)。 諱(いみな)は時貞(ときさだ)。一般には天草四郎時貞という名で知られる。
天草5橋のひとつ天門橋(1号橋)を渡ると、明治・大正時代のレトロな建築物を見ることが出来る三角西港に着いた。

ムルドルハウス。三角西港の設計、築港をになったオランダ人技師ムルドルの名前にちなんでつけられた物産館。
龍驤館(りゅうじょうかん)。大正7年に明治天皇ご即位50周年記念に建てられた洋館。明治5年政府に献じた軍艦「龍驤」で、明治天皇が三角浦に 1泊されたことにちなんで名づけられた。もともとは浦島屋の跡地。
三角海運倉庫・築港記念館(オランダカフェ)。三角西港が最も繁栄した頃、埠頭に面して数多く並んでいた倉庫の一つ。
浦島屋 。明治時代の三角の旅館。明治26年7月22日、文豪、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が長崎の帰途立ち寄り「夏の日の夢」と題する紀行文の舞台とした。
旧高田回漕店。明治20年代に建てられた、荷役・乗客を扱う回船問屋。
石橋。東西2ヶ所にある石積排水路もオランダ人水理工師ムルドルの設計によるもの。現在、4つの石橋が残っているが、この「三之橋」は列柱を模した桁石と一枚石の欄干が特徴。
石積み水路。ムルドルの設計指導の下、1884年から3年の歳月をかけて築港され、かつ町全体に海水を導入して浮町とするために石積み水路が設けられた(地元では水道と呼ばれた)。 工事は全てを切り出した石材で構築した。

天草四郎像と前島橋(天草パールセンター)

天草四郎像(あまくさ村)(車窓)

天門橋(1号橋)(車窓)

ムルドルハウス

龍驤館(りゅうじょうかん)

三角築港記念館

浦島屋

旧高田回漕店

石橋(三之橋)

石積み水路


この旅行最後の見学地、熊本城。2年前に来た時はすでに桜が散っていたが、今年は満開の時期に来城することが出来さらにはご覧のような天候にも恵まれ最高の思い出となった。
加藤清正公、2年ぶりの再会となったが、花見の出店に囲まれ、いささか窮屈な様子だった。
桜と城、つくづく今の平和な日本に生まれてよかったと思った。

花岡山公園。山頂を中心とするエリアは公園として整備されている。面積120,827m2。山頂に変わった建築物が見えるがこれが仏舎利塔。 世界平和の祈願をこめて建設された。1947年(昭和22年)9月21日に地鎮祭が行われ、約6年後の1953年(昭和28年)3月に完成。同年4月2日、 完成後初の法要が行われた。

後ろに見えるのが金峰山 (きんぼうざん、きんぽうざん) 。標高665mの一ノ岳を中心とするカルデラ式火山である。山頂からは晴れた日に有明海の湾奥、 佐賀平野、島原半島、天草諸島の島影までを見渡せ、夜は熊本市街の夜景を一望することができる。このため、山頂には展望台やテレビジョン放送・ ラジオ放送送受信設備が設置されているほか、MCA無線システムや警察庁などの業務無線局が設置されている。

熊本城
加藤清正像 戌亥櫓
西大手櫓門 頬当御門
未申櫓 南大手櫓門
熊本城
熊本城
花岡山公園 (車窓)