今日はいよいよ能登半島一周の旅である。2年前に輪島の朝市には来ているが一周はしていないため楽しみにしていたが、この日も相変わらずの雨、さらには風までが強く吹いている有様。お陰で、のと里山海道今浜IC付近の電光掲示板に<走行できない>との表示がされており、バスはそのまま通過せざるを得なかった。
次の見学地「巌門(がんもん)
」でも気象条件は変わらずで、カメラのレンズに水滴が吹きつけあまり良い写真を撮ることができなかった。巌門は波食によって形成された天然の洞門。幅6m、高さ15m、奥行き60mにも及ぶ大規模なもの。
「鷹の巣岩」は高さ約27m、塔状をなした岩で、岩肌に松が茂り、鷹の巣があったと言われている。
機具岩(夫婦岩)は16mと12mの高さの二つの岩が寄り添い、太い注連縄で結ばれている夫婦岩です。伊勢の二見岩によく似ている事から"能登二見"とも呼ばれていている。写真では右の岩が大きく見えるが実際は左の岩が大きい。
トトロ岩、車窓からだったため写真を撮る位置が悪かったようで、トトロには見づらい。
輪島の朝市。lここに来たのは2年ぶりだが、NHK朝ドラ「まれ」のロケ地とあって見方もちょっと違ったかも。
白米千枚田(しろよねせんまいだ)は、石川県輪島市白米町の棚田である。数が多いので千枚田と呼ばれるが、「狭い田」からの転という説もある。最も小さい田の面積は、0.2平方メートル程度。実際は1004枚あるそうだ。ここもNHK朝ドラ「まれ」のロケ地。
垂水の滝 (たるみのたき)は能登では珍しい山から海へ直接そそぐ滝。落差およそ35mのこの滝は、別名「吹き上げの滝」とも呼ばれている。厳冬期の強い海風が吹く日は、滝の水が空に向かって上り始め、時には、滝口からそのまま真っ逆さまに吹き上がる。この逆さ滝は冬の風物詩となっている。
輪島市町野町曽々木と珠洲市真浦町を結ぶ八世乃洞門は、平成19年3月に発生した能登半島地震の余震で破損し、片側交互通行・夜間通行止めが続いていたが、旧トンネルと並ぶような位置に平成21年11月八世乃洞門新トンネルが開通した。
揚げ浜塩田を始めて耳にしたのはここがNHK朝ドラ「まれ」のロケ地になったためで、珠洲市清水町にある角花家の塩田である。元治が塩田に海水を撒いている姿が懐かしい。
禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)は、石川県珠洲市に位置する灯台。歴史的・文化的価値の高さから、Aランクの保存灯台に指定されているほか、「日本の灯台50選」にも選ばれている。NHK朝ドラ「まれ」ではオープニングソングのメロディに乗って登場する。
見附島、別名「軍艦島」。能登半島に広く分布している新第三紀珪藻泥岩からなる白亜の島で、周囲400メートル、面積1,147平方メートル、標高は28メートルである。年々侵食により小さくなっているようだ。
見附島という島名は、空海(弘法大師)が佐渡島から当地方に渡った際、最初に見付けた島であることに由来するようだ。
平成22年に完成した古総湯(こそうゆ)。外観や内装だけではなく入浴方法も明治の雰囲気を味わうことが出来るらしい。そういえば何となく「道後温泉本館」に似ているような気がする。
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