与那国島・波照間島の旅 与那国島その1 

2015/
04/08〜09

与那国島へは39人乗りの小さな飛行機でやってきた。島民の足でもあるこの飛行機は常に満席となっているようで、かなり前からの予約が必要とのことだった。

与那国島について最初に向かったのは海底遺跡。海底遺跡クルーズ船に乗り久部良(くぶら)漁港を出発したのは良かったが、この日は西よりの風が強く漁港から西崎(いりざき)を回り終えるまでの間、波がひどく行き帰りともに大きく船が揺れきゃーきゃーと騒ぎながらの乗船となった。テレビドラマのDr.コトー診療所がある比川浜(ひがわはま)あたりにくると島の陰となり風も波も穏やかで遺跡のある新川鼻(あらかわばな)ではゆっくりと海底遺跡を見ることが出来た。
この海底遺跡、詳細は不明とのことだが、見る限り自然に出来たものとは到底思われなかった。
 

RAC(琉球エアーコミューター) DHC8-Q100

機内 右前列4席は非常口で非常時の対応が義務化

与那国島空港

海底遺跡

新川鼻 沖合いに海底遺跡がある 海底遺跡クルーズ船
 
次に向かったのはティンダハナタ。祖内(そない)集落近くにある、ひときわ目を引く巨大な岩山。高さ70mあり頂上付近の侵食洞が自然の展望台になっている。この展望台からは祖納集落とナンタ浜を一望できる。
ティンダハナタに向かう途中、いろいろな碑が建っている。入り口に3つの碑が建っているが、「ティンダハナタ」「てんじゃばな」「ティンダバナ」ともに同じ意味らしい。町では名称の統一を考えているようだ。

さらに進むと左手にサンアイイソバの碑がある。何のことやら分からないまま写真を撮ってきたが、「サンアイイソバ」とは石垣からの侵略を阻止したという15世紀末に実在した女首長だったようだ。名前の「サンアイ」は地名、「イソバ」は個人名と
のこと。
ティンダハナタから見る風景はさすがにすばらしい。晴れていれば海の青さがなお一層映えたかもしれない。
 

ナンタ浜と祖納集落

下から見たティンダハナタ(車窓にて)

ティンダハナタ入り口

ティンダハナタ碑

てんじゃばな(天蛇鼻)碑

ティンダバナ碑

ティンダハナタ遊歩道

サンアイ イソバの碑

もう少しでティンダハナタ

湧き水

ティンダハナタ

 
次に向かったのはDrコトー診療所。
沖縄県八重山列島にあるとされる架空の島志木那島(しきなじま)を主な舞台とするドラマ「Dr.コトー診療所」は、2003年に連続ドラマとして制作された。ロケ地となったはここ与那国島の比川浜。
診療所に来てビックリしたのが看板名。 「Drコトー診療所」となっているものと思っていたら「志木那島診療所」となっている。ドラマの内容がまだら記憶となっており、しばらくピンとこなかった。
 

志木那島診療所

比川浜

Dr.コトー診療所診察券

海底遺跡クルーズ船から見たDr.コトー診療所

Dr.コトー診療所

受付

事務室

Dr.コトー診療所の旗と自転車

入院室