ライトアップにはまだ早く時間もあったので、裏通りを探索することにした。今橋を出発、大原邸と有隣荘の横の小さな路地を歩くと大原邸の裏通りに当たる路地で時代劇にでも出てくるような昔ながらの家並みを見ることが出来た。
もう少し行くと変わった建物(倉敷公民館)があるちょっと大きな通り(本町通り)に出た。真っ直ぐ行くとトンネル(鶴形山隋道)があったので右手に曲がった。郵便局(本町郵便局)も過ぎぶらりぶらりと人通りも少ない通りを歩いていくと間もなく右手に昔ながらの小さな店が立ち並ぶ路地を見つけ入っていった。ここはちょうど倉敷川の流れとアイビースクエアの建物に並行している路地で、江戸時代、アイビースクエアが代官所だったころは重要な商店街だったと思われる。
高砂橋を過ぎ大原美術館分館に向かう途中、店が閉まったままの建物があった。そこの壁にはウサギの屋号紋らしき彫刻があり、昔どんな商売をしていたのだろうかとはるか昔の世界に思いを馳せた。
大原美術館分館と新渓園は庭続きで新渓園の庭はどちら側からも見ることが出来る。ちょうど紅葉のきれいな時季で、特に邸内から見る庭はまさに襖絵。良い目の保養をさせてもらった。
美観地区のライトアップ、正直がっかりした。灯りが弱くとてもじゃないがライトアップとは言えない。近くの店の人に聞いてみたがこれがライトアップだという。止むを得ず持参したストロボをカメラに取り付け撮影した。
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