TwilightEXPの旅 仙台・千歳・登別・札幌篇 

2015/
02/21〜22

1度は乗ってみたかったトワイライトエクスプレス。この寝台特急列車も3月12日の運行を最後に終了する。
個人で切符の確保は無理と思っていたので、ツアーに応募したが、シャワー・トイレ付きの個室(ロイヤルルーム)を希望したためキャンセル待ちとなっていた。 今年の1月中旬にもなり何の連絡もないことから諦めて別のツアーに申し込んでいたところ、1月末にキャンセルがあったとの連絡があり即答でOKを出した。このことをともに旅をした人たちに話すと一様に驚きの声を上げた。

今年、吹雪で何度もトワイライトエクスプレスが遅延もしくは運行停止に追い込まれたニュースを聞いており心配していたが、行き帰りはご覧のように穏やかな天候に恵まれ、何事もなく無事旅を終えることが出来ホッとしている。

つい最近まで飛行機の離着陸時にはデジタルカメラが使用できなかったが、法改正となって使用できるようになり様々な写真が撮れるようになったことは、離着陸時に美しい光景が広がることを考えると喜ばしいことだ。お陰でこれまで撮ることのできなかった仙台上空・千歳上空の美しい光景を写真に納めることが出来た。

千歳空港では昼食がフリーだったので以前にも立ち寄った海老善の海鮮丼をいただいた。相変わらずうまい。
今夜の宿泊地登別温泉まで道央自動車道を通った。2年前同じ道路を通ってやはり登別温泉へと向かったが、その時は夏で、そんなに美しいと感じなかった山々が雪に覆われ美しく凛として佇んでいた。やはり山は雪化粧が似合う。

登別温泉まほろばは湯の種類が多く湯船も多い。ただこの時期旧正の3日目とかで中国人の観光客が多く、ギャーギャーとうるさく、ゆっくりと温泉に入っていられる状況でなかったことが残念でならない。

(2月21日撮影)
 

仙台上空 鳥の海・阿武隈川上空

日高山脈(千歳上空)

樽前山(たるまえさん、たるまえざん)(道央自動車道)

羊蹄山(ようていざん)(道央自動車道)

ホロホロ山(道央自動車道)

海鮮丼(千歳空港・海老善)

歓迎鬼(登別東高速IC前)

登別温泉 ホテル まほろば

  
次の日、ホテルから登別駅までタクシーで移動。女満別空港が閉鎖するなど斜里町・羅臼町の暴風雪をニュースで聞いていただけに北海道全体が平年に比べ雪の量が多いのかと思ってタクシーの運転手さんに聞いてみたところ、多いのは道東のみで全体としては少ないと言う。

札幌まではスーパー北斗3号(登別10;37発、札幌11;47着)で向かった。北斗は室蘭本線〜千歳線〜函館本線経由で運行する特急列車である。車内で大沼だんごの販売があったのでトワイライトエクスプレスの車内で食べようと購入した。
この大沼だんごの掛紙に上田聴秋(うえだ ちょうしゅう、別名花本聴秋)直筆「花のみか紅葉にもこのダンゴ哉」がプリントされている。北斗の車掌室、客から丸見えのオープン式になっている。シルクハットが良く似合う女性の車窓さんは気軽に写真に応じてくれた。

札幌駅西改札口にある「ウレシパモシリ イランカラプテ」像とSLからくり時計。
「ウレシパモシリ(育てあう大地) イランカラプテ(こんにちわ)」像は2013年に始まった「イランカラプテ」を北海道のおもてなしの合言葉にするためのキャンペーンの一環として2013年2月2日に建立された。「クリセム(弓の舞)」を踊りながら祈りをささげるエシカ(長老)、その周りには神々へ人間の願いを届けるための大切な祭具「イクパスイ(捧酒箸)」が6本備えられている。全体高2.5m、本体高1.6mある。
SL時計は1999年に札幌駅立売商会創業100年を記念して設置された。

(2月22日撮影)
 

JR登別駅

歓迎鬼(JR登別駅前)

ケイ太(12才)(JR登別駅)

スーパー北斗3号(登別駅)

大沼団子

スーパー北斗3号の車掌さん

大沼団子掛紙

女性の車窓さん

ジンギスカン定食(札幌駅前 昊)

「ウレシパモシリ イランカラプテ」像 (札幌駅) SL型からくり時計 (札幌駅)